大阪市立の東洋陶磁美術館は、私が一番好きな美術館。
陶磁器をみるに最適な調光だし。
展示ケース内の台のカバーは、突出はしないけどしっかりと作品を際だたせる色味と質感。
そして作品を見るときにゆっくり肘をつくことができる、ケース前の台。
もちろん言うまでもないことだけれど、旧安宅コレクションの陶磁器が、すごくいい。
いまの企画展は、鼻煙壺。
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・・鼻煙壺。そんな物があるなんて初めて知りました。
そしてそんな「鼻煙壺」を1000点以上も集めて、
そしてそして大阪市に寄付しちゃう人がいるなんて。
世の中、知らないことは多くてびっくりする。
展示は、これでもかこれでもかと大量の鼻煙壺。ちっちゃいものでも1000というのは凄い数だと実感。
全て19・20世紀の、中国での制作。中国のモダン・デザイン。
お金持ち様向けの作品なので、手間と材料にかけるものが並大抵じゃなくて、どれも宝石みたい。
眼福でした。
でも常設の北宋の白磁のほうが、良かった。
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