久しぶりに京博に行って参りました。
染織コーナーで「夏の着物」特集をやってらっしゃる。絽の着物が涼しげ。
一番奥のケースで大正昭和の半襟を数点出してらっしゃいましたが
花模様が細かく刺繍されて、かわいい。
図録では何回か見たことがある、宝尽くし文様の腰巻が出ていました。
実物とイメージが違って、ちょっとびっくり。
染織品の色味は、写真では再現しにくいものだなあと改めて実感。
絵画は絵巻が面白くて、釘付け。
とくに、病草紙。病草紙をこんなにじっくり見るのは初めてだったかもしれません。
図様はえげつないのに線は流麗で、変な感じだ。
あと、応挙の龍門図三幅対は夏らしいさわやかさ。
海北友松の龍図(建仁寺)はもうだいぶお馴染みだけど、見る度に
やっぱり掛軸装は落ちつかへん・・と思う。
雲谷等顔の帰去来図襖(普門院)は状態良くないけど、「逸品」。
龍馬特集は猫に小判でした。屏風絵に飛んでる血しぶきに「おおお」となるくらいかな。
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