2009年2月2日月曜日

白洲次郎と白洲正子展 ―動乱の時代を美しく生きるー

大丸ミュージアムKOBE
平成21年1月28日(水)~2月9日(月)

お目当ては、白州正子の愛した古美術品の展示。
芹沢銈介美術館所蔵の「誰が袖図」屏風が出ている、
ということを聞きつけて行ってまいりました。
私の美術史への関心のほとんど九割くらいは「誰が袖図」屏風に
吸収されているかも。
研究対象というよりはもう、目に入れちゃいたいくらいいつも見てたい、みたいな気持ち。

今回改めて芹沢本をじっくり見ましたが、「誰が袖図」屏風の中でも、
良い感じに古拙な可愛さがある。
やっぱり白州正子や芹沢銈介に見込まれるだけのものではあります。

展示では「草創期の勢い」、白州正子の言葉では「ウブ」と表現されてますが
他の古美術作品でも、この「古拙な可愛さ」は共通してるなぁと思いました。





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