2008年7月1日火曜日

『西の魔女が死んだ』(映画)

最近は忙しくしていて、展覧会というものに行っていない。
豊田市美のフジイフランソワの展示とか、とっても行きたかったのだけど。
やっと忙しさの波が去ったので、精神的な集中のスイッチ切るために、映画を見に行った。

映像は、文章とか音楽とか絵とか見るよりも、情報量が多い。
映画になるとさらにストーリーと音楽とその他もろもろが盛り込まれて、めくるめくような世界。
基本的に、何も考えなくなれるようになるために映画を見に行くので、
感想はいつも、「なんか分からないけど凄い良かった」。
映画に関しては批評精神が全く働かない。
そして大体いつも、何ということ無いシーンに、涙、涙。

長崎俊一監督・脚本、2008年、日本。原作は梨木香歩『西の魔女が死んだ』。
ベスト泣けたのは、「まい」の母親が運転をしながら、「あの人は本物の魔女よ」と言ったシーン。最後の方のシーンですね。

この「魔女」はきっと、最高の人間性みたいなものの代名詞みたいな扱いなんだな。
日常の中にぽっかりと浮かんでいるファンタシー、この映画では「魔女」だったけど、
確かにこういうファンタジーは、私の中にもあるなあ。
他人には正体不明の信念みたいなもの。


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

原作者の梨木さんの「家守綺譚」という本が好きです。
「西の魔女」はまだ読んでないけど、映画観に行ってみようかな?

フジイフランソワ、私も行けなかった!!
けど、こんど知人に図録を見せてもらう約束をしています。もし興味あれば声かけるよ〜。詳しくはまた。

猫かぶり さんのコメント...

fumiちゃん。
梨木香歩さんは、ノーチェックでしたよう。
「家守綺譚」、読んでみまあす。
「西の魔女」は、是非映画で。

フジイフランソワ、fumiちゃん誘って行けたらなあと妄想していたんだけど、
誘う以前に、私自身が予定空けられなかったので。残念だあ。
図録、興味あります!! 是非またお願いします~。